コーヒーとフェアトレード
こんにちは!家工房です。皆さんはコーヒーを飲まれますか?私は毎日のように飲んでいます。皆さんも朝食とご一緒にだったり、午後にご自宅でゆっくりされているときに飲んだりするのではないでしょうか。今回はそんなコーヒーについて皆さんに知っておいてほしい知識のご紹介です。
普段、コーヒーを飲むとき、皆さんはどんなお店で購入するでしょうか?カフェなどでおしゃべりをするときや自宅用にスーパーなどで購入したり、コンビニですぐ飲めるものを購入できますね。そんな様々な場所で購入できるコーヒーはカフェのものを除くととても安く購入できますよね。コンビニを例に挙げると1杯100円という値段で購入できます。
では、なぜコーヒーが安く買えるのでしょうか。それは流通の仕組みが関係しています。コーヒー生産者から私たち消費者に届くまでの流通経路はとても多くて複雑になっています。多くの経路をたどるとそれぞれが利益を得ようとし、豆を安く購入しようとします。結果、そのしわ寄せが生産者に行ってしまうというわけです。
生産者に降りかかるしわ寄せの影響とは?それは不当な低賃金労働です。生産者はおもにアフリカなどでコーヒー豆を栽培、採取しています。彼らは1日中、お年寄りから子供まで家族みんなで働いています。子供に至っては仕事をするために学校にも行けないという家庭がほとんどです。そうして彼らが1日働いて稼げるお金は日本円にして1人当たり0,7円程度と言われています。いくら日本とアフリカで物価に違いがあるとは言っても、この給料では1日の食費にもならないのです。
そんな状況を解決するためにヨーロッパで始まったのが「フェアトレード運動」です。フェアトレードは従来の流通経路を一変し、生産者から消費者までの経路をおよそ半分に抑え、公正な取引をすることで生産者に正当な利益がいく仕組みになっています。
日本ではコンビニなどの現状を見てわかるようにフェアトレードコーヒーの普及がほとんどないです。だからこそ一人一人が関心を持ち、理解するところからと考えられています。フェアトレードコーヒーを扱っているお店はスターバックスやセブンイレブンなどで購入できます。
また、フェアトレード運動ではコーヒーだけでなく、チョコレートやバナナなども販売していますので、興味を持たれましたらぜひ目印のマークを探してみてください。